都市に限らず地方の小さな村にいたるまで、日本の国土が開発の手で“近代的”に変わり始めたのは60年代からです。私が日本との絆を深めていく時期は、日本のあらゆる山や川が、どんどんコンクリートに覆われていく時期でもありました。自然が残る田舎でも、京都のような歴史的な街でも、首をひねりたくなる光景が増殖していて、それらを見るたびに、心の中には激しい抵抗感が湧き上がりました。でも、日本は世界の経済大国なのだから仕方ない。変化に抵抗したり、昔を懐かしんだりする方が、時代遅れなのかもしれない。と、自分自身を疑う気持ちにもとらわれました。 My first book was a personal memoir largely based on feeling or intuition about the things that have gone wrong.
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